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「いいね」から「具体的な改善」へ。フィードバックの型を固定する
#仕事
「今日のプレゼン、すごく良かったです!」。嬉しくはありますが、次に活きる「情報」は何も含まれていません。曖昧な称賛や批判は、受け手に「どう改善すればいいか」という迷い(手戻り)を生じさせます。
フィードバックは「感想」ではありません。相手の次の行動(余白)を最適化するための「データ転送プロセス」です。
1. 感情と事実の「完全分離」
フィードバックから主観を排除し、事実(Fact)のみを転送します。
- KPT法等の標準化: フィードバックを渡す際は、雑談ではなくフォーマットに従います。「Keep(良かった行動)」「Problem(課題となった事実)」「Try(次回の具体行動)」の3点のみを簡潔に伝えます。
- 「I(私)」メッセージの徹底: 「あなたは遅い」ではなく、「私は、納品が1日遅れたことでクライアントが不安を感じたと思う」と、自分を主語にすることで攻撃性を緩和します。
2. フィードバックを「定位置」にストックする
口頭で流れてしまう言葉を、永続的な資産に変えます。
[!TIP] 1on1でのフィードバック内容は、必ずNotionや専用の評価シート(定位置)にその場で書き残します。半年後の評価面談時に「あの時どうだったっけ?」と探すコスト(共通摩擦)が、これで完全に削除されます。
まとめ
「何を言えばいいか」と迷う上司と、「どう直せばいいか」と戸惑う部下。 フィードバックの型(シキ)を導入することで、両者の精神的摩擦が消滅し、純粋な「成長のための時間(余白)」だけがチームに還元されるのです。