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仕事
【経営者】「迷う時間」を仕組みで削除。週2日の戦略思考時間を確保。
1. 忙しさの正体
社員数30名を超えたあたりから、すべてのチャットに代表へのメンションが飛び、一日中「YES/NO」の判断に追われる状況に。
1-1. 症状と摩擦の数値化
- 迷う(週10時間): 報告を聞き、事情を理解し、判断を下す……という一連の動作が細切れに発生。自身の「戦略を練る余白」がゼロに。
- 判断集中: メンバーも代表の返信待ちで作業が止まり、組織全体のスピードが低下。
2. 余白生成OSでの解決
2-1. 削除:代表への報告ラインの削減
- 一任範囲の定義: 「予算50万円以下」「既存顧客の定型トラブル」は各マネージャーの判断で完結させることを文書化。
2-2. 標準化:判断基準(アルゴリズム)の公開
- CEO判断基準書: 過去1年の代表の判断を、「何を優先し、何を捨てるか」という5つの行動指針に抽象化して共有。
2-3. 自動化:非同期ダッシュボード
- 進捗可視化: 口頭報告を廃止し、Notion上のダッシュボードを見れば状況が把握できる状態へ自動化。
3. 結果と生み出された「余裕」
3-1. 余白KPIの変化
- 週あたり回収時間: +16時間
- 代表へのメンション数: 70%削減
3-2. 回収した時間の「投資先」
- 新規事業の仕込み(週12時間): 2年後の成長を左右する新規アライアンスの獲得。
- 社員との対話(週4時間): 目先のタスクではない、ビジョンの浸透に充てる時間。
4. 成功のポイント
「任せる」という属人的な指示ではなく、「判断の基準(仕様)」をオープンにしたことで、メンバーが安心して動けるようになった点です。